Interview

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生徒の父(I氏)
父・子で入門

父子ともに空手歴15年、親子で空手道を歩んでいます。

父・子で入門したきっかけ
父親である自分が幼少期の頃、小児喘息で高校生になるまで全く運動をしていなかったせいで、幼稚園児の息子にキャッチボールや縄跳びなど教えてあげられない状態でした。
他の子供達は、ドッヂボールや縄跳びで遊んでいるのにうちの子は子供達の輪に入れません。父親として、とても悩んでいました。

そんな時、幼稚園の夏祭りに正道会館の空手の方々が演武に来ていて、その演武を見ました。
小学生がバック転をして、その後 飛び後ろ回し蹴りで板を割ったのです。
その後も演武は続き、大人の方々もブロックや瓦を割っています。テレビの中や漫画で見た事が目の前で行われています。
私はその瞬間、入門を決めました。

入門してしばらくは、基本稽古や移動稽古も私には少し辛かったのですが、自分の子供がボールを投げられない事を知った先生が、足の位置・手の振り上げ方・体の捻り方などボール投げの基本から、さらに掘り下げてボールの投げ方を教えてくれたのです。
それだけではありません、自分に似て子供も体が強くありませんでした。小学校でいじめを受けていたようです。
薄々は気付いていましたが…

ちょうどその頃小学校から電話がありました。「今日S君が、いじめっ子達を数人殴りました。特に大きな怪我ではなかったのですが一応の連絡です。」という事でした。
父親としては内心「良くやった」と思いましたが、空手を使って人を殴った事が空手の先生に知れたら空手を辞めなければならないという思いも出てきました。
それでも報告しなければと、先生と二人きりになった時、叱責される覚悟で事情を説明したところ「S君は弱い者いじめをする様な子じゃないのは分かっています。降りかかる火の粉を祓えて良かったですね。」とおっしゃっていただいたのを覚えています。

そんなこともありましたが、父子ともに空手歴15年、今も親子で空手道を歩んでいます。