生徒の母(Nさん)
兄弟で入門
子供のコミニュティーという環境の中で育まれる「社会性」や「思いやり」を養うことができました。
- 空手を習い始めたきっかけ
- 兄が6歳、弟が4歳の時、幼稚園のお友達が空手を習っているのを知って「見学に行きたい。」と言い出したのは兄でした。
弟は兄のする事は何でも一緒がいいという年頃だったので、2人を連れて空手の稽古を見学させてもらいました。
上級生が下級生の面倒をみたり、下級生が先輩に教えてもらったりしている姿を見て、自分の子供達もそんなふうになって欲しいと強く思い、その場で入門を決めました。
お稽古に参加し始めた頃は、先生方や上級帯の諸先輩の立ち振る舞いやお稽古中に整然と繰り出される多数の技を手本として練習を重ねておりました。そんな先輩の方々もお稽古の休み時間には、みんなを集めて鬼ごっこなどの遊びや技の指導もしてくれて、何となく空手の雰囲気にも慣れていきました。
空手の形や技の習得はもちろんの事、現代の地域社会の中で中々機会が少なくなってきた上級生から下級生までいる子供のコミニュティーという環境の中で育まれる「社会性」や「思いやり」を養うチャンスを得る事ができました。
身体を鍛え強くなり、精神的にも成長した事を親も子供達も実感しています。
心の成長を期待して始めた空手ですが、親としては欲が出るものです。
今まで指導していただいた先生方のような、他の方にも優しく手を差し伸べてあげられるような大人になって欲しいと願っています。